プリキュアの映画で爆泣きした話
まだ幼い女児2人を育てています。避けて通れない道、それはプリキュアです。
わたし自身はがっつりセーラームーン世代、なんならセーラームーンの前にやっていた、きんぎょ注意報がめちゃくちゃ好きでした。プリキュア の知識なんざこれっぽっちもありませんでした。
長女は魔法使いプリキュアの終わりがけからなんとなく見だして、キラキラプリキュアアラモードで本格デビューしました。はぐっと、を経て今年2月から始まったトゥインクルプリキュアに次女がお熱をあげています。
昨秋のプリキュア映画「映画HUGっと!プリキュア・ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」を見に行った時の話です。
なんと映画開始5分ほどで1度目の「泣きモード」到来。しょっぱなから描写されるピンチの場面に、すぐにやってくる初代プリキュアの2人。ピンチの時にすぐにやってきてくれる頼れる存在、彼女たちは必ず助けに来てくれるんです。そしてどんなピンチにも立ち向かっていく少女たちにBBA爆泣き。
15周年記念作なので、クライマックスには歴代のプリキュアが登場します。正直言って、歴代のプリキュアになんの思い入れもないのです。当たり前です、見たことないんだから!だけれど、かれこれ15年、日本中の幼女たちが夢中になってきっとお父さんお母さんも一緒になってハマってきたのです。「プリキュアとか分かんないとか思いつつ〜見てたらこっちがハマっちゃって〜」というママや、「パパはキュアホワイトが好きだな!」なんて言うパパを容易く想像することができます。日曜の朝はみんなでプリキュア!ハードディスクにたまった消すに消せないプリキュア!そんなプリキュアの偉大さ、みんなに応援されてきたプリキュアにBBA2度目の泣き。
彼女たちの、怯むことなく強い姿勢や仲間への思いやりや素晴らしいチームワークに、「私もこんな風に働きたい…!」と何故か職場モードにぬって3度目のBBA泣き。
エンディングソングで、かわいい歴代プリキュアが踊る姿は素晴らしく、その踊りっぷりに(よく分からんけど)近代のアニメ技術の進化に感動。そして自然と沸き起こる「♪プリキュアープリキュアー」の低い歌声…!20歳、はたまた30歳を越えていそうな男性方も、歌いたい気持ちを抑えられず自然に口ずさんでしまうのです。プリキュア、マジすごい。ここでBBA、4度目の泣き。年齢も性別も、国境だって関係なく心を打つのです。たかだか3年のプリキュア歴しかないド新規アラサーこと私の心も打ちまくってるのです。
とにかくプリキュアはすごい。
そして気付いたこと。
私は今でこそワーキングマザーとして昼夜問わず(交代制の職場です)働いていますが、子育てに専念していた時は今思えば孤独で不安があったのだと思います。その時は必死で気付かないのですが。序盤でピンチに駆けつけるキュアホワイトとキュアブラックを見て、私もピンチの時に必ず来てくれる頼れる存在がいたら、という思いと共に『その時』の自分が思い出されました。思ったより必死だったんだなー。
兎にも角にも、プリキュアはすごい。